2024年東京湾選手権開催[2024.4.6-7]

毎年春恒例の東京湾選手権が4/6(土)-7(日)開催されました。直近2年は2日間レースとしていますが、今年も2日間レースとしました。
お蔭様で北は青森、南は北九州・高知を超え、海外のタイから全43艇がエントリー。更にレセプションも開催してフルスペックの東京湾となりました。

 初日、朝から冷たい雨が降り、寒さに震えていましたが、受付開始頃までには雨もあがり、風も3m程度の弱い北風が吹いてくれています。文字通り“稲毛の風シリーズ”の予感です。
予定通り11時、第1Rをコース1(ロングコース)でスタートし開幕!ILCA7はお行儀よくスタートしましたが、ILCA6はゼネリコとなり、早々黒旗スタート。3艇がブラックの餌食となりました。

 第2Rからは、コース2(ショートコース)に変更しますが、時々無くなったり振れる風に翻弄されながら、陸寄り(右海面)有利が多かったように思いますが、逆に左が伸びたり、なかなか読み切れません。第3R/第4Rも同様のコンディションでレース。弱い風ながら、4Rを消化できたので、上出来の初日となりました。

夕方、東京湾選手権では初の試みで、稲毛YH管理棟3階 レストラン ヴェスプチにてレセプションを開催。ハーバービューの素敵な景色を眺めながら乾いた喉を潤しつつ、若い高校生たちも、しっかりイタリア料理を堪能してもらったかと思います。平尾Capによる初日暫定順位上位者へのインタビューというか、走りの極秘情報を聞き出そうとするのが見え見えでしたが、笑いに包まれたレセプションでした。

 2日目、朝から凪ですが、辛うじて北風が残っていたので出艇。しかし本部船のあたりに着いた頃、全く無風へ。予報でいけば、南風に回る予報なので、このまま待っても暫くは吹かないと判断し、一旦AP+Hでハーバーバック。もうレースは無いと信じ艇を洗う人もいましたが、昼前に南風が入ってきたので再度出艇。
第5Rは、コース4(ソーセージ2周)の超ショートコース。ロールタック、ロールジャイブしながら何とか推進する展開。このレースは30分かからないコンパクトレースになったので、最終第6Rは、コース2でスタート。UFDにかかる艇も2艇いましたが、途中でどんどん風が無くなり、1下マークでS旗掲揚によりコース短縮ですべてのレースを終了しました。

 レース結果としては、ILCA7クラスは、初日暫定Topの江ノ島F大川選手がそのまま逃げ切り優勝!! 2位は初日4位からジャンプアップした高知F山村選手。逆に地元TokyoBayF都選手は2日目で順位を崩して3位となりました。ILCA6クラスは、こちらも初日暫定Topの江ノ島F藤本選手が逃げ切り優勝!! 2位はタイからの16歳留学生Weka君。3位は江ノ島Fの女子高生服部選手となりました。
表彰式では、平尾Capの司会進行により、お笑いをいれながら豪華賞品を飛び賞で大盤振る舞い。最後はユース選手10人によるジャンケン大会で、セールクロスの手作りバック(三浦帆香ちゃんパパ自作)などを持ち帰っていただきました。
来年も春一番レースとして開催予定ですので、各地からの遠征をお待ちしております。  (よ)

ILCA7
1位:大川  1-(7)-1-4-1-5  (12点)
2位:山村  3-2-6-(10)-5-1(17点)
3位:都   4-6-2-1-6-(10)(19点)
4位:佐々木 2-(9)-8-2-2-7  (21点)

ILCA6
1位:藤本   1-1-3-(4)-1-3      ( 9点)
2位:Weka 4-2-10-1-3-(UFD)(20点)
3位:服部   3-(20)-8-5-2-7    (25点)
4位:遠藤   9-3-6-3-5-(10)    (26点)
5位:加藤   (11)-8-2-7-7-4    (28点)
6位:若鍋   5-6-(13)-10-11-1(33点)

(写真上:ILCA7/ILCA6・第1R Start模様・・・黒旗なんですが…
写真中上:高校生たちも笑顔のレセプション模様
写真中下:各クラス優勝者の面々
写真下:集合写真!みなさんまた来年お会いしましょう)

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