今年も大詰め、ラジアル縛り第9回IST開催[2023.11.12]

急に気温が下がり冬のような寒さになったうえに、朝から冷たい雨が降る中で第9回ISTが開催されました。出艇時は微風でしたが、レース海面に着くころには北北西の風が吹き出して、さらに寒さを感じます。
第1R、強めの風の中、コース3でレースが行われ、高嶋選手がトップ、2位が武井選手でした。
第2R、前レースの終盤に風が右に振れて北北東になったため、マークの打ち変えが入りました。海水よりも気温が低いためか海から湯気が立ち昇り、上マークが見えにくい状況で第2レースがスタート。
スタート時には風がさらに右に振れ、上から出た艇はほぼスターボード1本で上マークに到達していました。その後は振れ戻ってちょうどよい風向になりましたが、上スタートのボーナスを守った高嶋選手がトップ、2位は佐藤潔選手となりました。
第3R、この頃になるとだんだん風が弱まり日も差してきて、寒さが少し和らぎました。軽風になったのでコース4でスタート。振れとブローでコース取りが難しい混戦の中、1下を5位?で回った見目選手がうまくブローを掴んで2上でトップに立ち、そのまま1位でフィニッシュしました。
 第4レースも似たようなコンディションですが、極端な下スタートでホーンと同時にタックしてスタート。風が左右に振れて神経を使うレース展開になり、最後の下りで田淵選手を抜いた高嶋選手がトップになりました。
結果、トータルの成績は優勝が高嶋選手、2位が常に上位を走った佐藤潔選手、3位が3レース目でトップを取った見目選手でした。
次回12/2(土)はIST最終戦で、その夜は“TBF年間表彰式&大忘年会”です。今年も、13名?の参加予定で大いに盛り上がりましょう。  (レポート:高嶋)

<結果> 成績表 ⇒
1位:高嶋  1-1-2-1 ( 5点)
2位:佐藤潔 4-2-6-4(16点)
3位:見目  8-5-1-3(17点)
4位:田淵  3-3-9-2(17点)
5位:武井  2-4-8-5(19点)

(写真中:表彰式模様
写真下:Pin3つ!優勝の高嶋選手)

絶好の日和にめぐまれて第9回TBFゴルフコンペ開催[2023.10.25]

長かった今年の猛暑から間がない10月25日に第9回TBFゴルフコンペが、市原市の鶴舞カントリー俱楽部にて開催されました。JR五井駅8:05発のクラブバスにほぼ貸切状態で約45分程で到着。それぞれ練習場で真剣に練習後、緊張感を秘めて、第1組目4人(武井、佐々木、大和、池田)が9:54、第2組3人(佐藤(潔)、平尾、阿蘇谷)が10:04、東アウトから晴天無風の中、オールクリアーのスタートでしたが、慢心癖のある私(池田)が始めにバーディを取ってしまい緩みを心配しましたが、今日、このコースでは譲れない理由を持つため必死にボギーペースを保ち、何とか運良く1位で折り返しました。
そして昼食後の後半戦に、“このペースで行けばヒョットして・・・!?“などと禁断の妄想をしてしまったのが原因か、後ろの組のカートの中からこちらを伺う視線の重圧感からか、インの14番、勝負を焦り3Wでのフックでコースなりのボールを狙って打ったらあえなくOB、4打目、5打目とキーン、コーンとミスを重ね、あがったら2桁のビッグナンバー、気落ちした次ホールもトリプルボギ-、更にWボギーの減衰シリーズにて自滅劇場、残り2Hの順位表でついに佐藤潔さんに逆転されておりました。何とか残りをボギーで切り抜け、終わって見るとグロス97でHC18を頂き結果的に奇跡的初優勝をとなってしまいました。この絶妙なバランス感覚で花を持たせて頂いた何かの力に不可思議さを思いつつ、今回、参加して下さり楽しく盛り上げてくださった幹事の平尾キャプテン始め参加者の皆さんありがとうございました。(ボール探し大変で申し訳ございませんでした、また拙文のため、私事の報告に終わってしまい恐縮です) (レポート 池田)

1位/池田  :Gross97 HC18 Net79
2位/大和  :Gross105 HC23 Net82
3位/佐々木 :Gross119 HC36 Net83
4位/佐藤(潔):Gross97 HC13 Net84
5位/武井  :Gross102 HC17 Net85
6位/平尾  :Gross126 HC26 Net100
7位/阿蘇谷 :Gross143 HC36 Net107
(敬称略)

秋本番、第8回IST開催[2023.10.29]

東北選手権と被るため日程を変更し10/29(日)、第8回ISTが開催されました。ただ、レース目白押しなこの時期、A塾によるレースが江ノ島で行われることになり、何名か江ノ島へ遠征したため、参加者は8名と少し寂しい状況。この日は“ラジアル縛り”でしたが、強めのブローが時折入り、ラジアルに最適なコンディションになりました。
第1R、完全に下スタ有利!というか、まともに出れないラインで、スタート後、即タックでポートロングなコース。コース4の上下2周コースでしたので、あっという間に終わります。このレース佐々木選手がTop、高嶋選手が2位。

 第2R、やはり下スタ有利でスタート。このレース横山選手が快走!ルーズ目なアウトホールが正解?なのか、そのままTopフィニッシュ。佐々木選手が2位で続きます。
第3R、マークを打ち替えますが、スタートラインとしては、上スタ有利。ゼネリコもありつつスタート。波乱があったのは、上⇒サイド。上位陣がサイドがありそうな方向に走っていますが、なぜか見つからず。。。みんなつられて走っていましたが、なんと遥か下にマーク発見。
いち早く見つけた芳野選手は、サイドマーク回航後、上位陣に絡んで肉薄。。。というところで、強烈ブローにあえなく沈!吹いてきたこのレースは平尾選手が快走しTopフィニッシュ。佐々木選手も2位で続きます。

 第4R、上スタ有利でスタート。みんな左海面のブローを掴むため左に伸ばしますが、伸ばし過ぎるとポートアプローチでオーバーセイルとなります。1上回航時、横山選手がTop回航し、続いて芳野選手が回航しようとしますが、シートが絡まりまたもや沈!巻き込まれた大和選手ほか、ご迷惑おかけしました。m(__)m このレースも平尾選手が快走しTopフィニッシュ。2位を走っていた横山選手を、“鬼の形相”で抜き去った佐々木選手が2位となりました。
結果、最終レースで2位に順位を上げた佐々木選手が優勝!! 2位は吹いたら安定しています平尾選手。3位はこの日安定して速かった横山選手となりました。
さて、ISTも残り2戦です。総合優勝はどうなるか?お楽しみです。  (よ)

<結果> 成績表 ⇒
1位:佐々木 1-2-2-2 ( 7点)
2位:平尾  3-3-1-1 ( 8点)
3位:横山  4-1-3-3 (11点)
4位:高嶋  2-5-4-4 (15点)

(写真上:第2RでTopフィニッシュ後、にっこり横山選手
写真中・下:このあと神戸マラソンのために5キロ減量するそうです。優勝の佐々木選手)

秋の気配、第7回IST開催[2023.9.30]

 9月のISTについては、全日本マスターズを含め各地方選手権が目白押しだったため、9/30(土)に日程変更し開催されました。酷暑続きの暑さも、幾分おさまり、ようやく秋風が吹く季節になりましたが、この日は前線通過によるスコールに見舞われたものの、総じて微風に終始しました。
第1R、コース3でスタート。途中から雨雲とともに右からのブローが入ってきて、この日の中で一番吹いたコンディション。サイドマークで絡んだり、沈艇がでたりしましたが、大工選手がしっかり走りTopフィニッシュ。2位に若手の宮脇君が入ります。この後、前線通過に伴いスコールのような雨に降られ、夏仕様のメンバーは寒さに震えます。ただ、前線通過後は、風もおさまってきました。

 第2R、右方向に振れたのでマークを打ち替え、コース4でスタート。下有利のスタートとなりましたが、即タックでポートロングの上りです。その中でも左海面を使い、うまく滑らせた宮脇君が、悠々と1位を走っています。このレースで宮脇君がTopフィニッシュし、ISTで初の1位を捕りました。おめでとう!! 2位は平尾選手が入りました。
第3R、左方向に振れたので再びマークを打ち替え、コース4でスタート。下有利と思われましたが、スタート直前、上有利になり、スターボロングな上アプローチとなります。風もどんどん弱くなり、持久戦の戦いでしたが、大工選手の滑りは抜群でTopフィニッシュ。2位には高嶋選手が追い上げて入ります。この時点で13:30、風も無さそうなので、一旦はノーレースとしてハーバーバックを始めましたが、帰っていると風が入るのが”あるある”です。時間もまだ早いので、もう一度第4Rにチャレンジです。

ただ、スタートして間もなく、風は無くなりみなさん漂いながらの上アプローチ。時折入る弱弱しいパフを掴みながら、大工選手、芳野選手の順で1上回航。下マークまでの持久戦を耐えながら、心の中で「コース短縮」を懇願!その願いが通じたのか、1下からそのままフィニッシュの指示が運営から出されます。下マーク⇒フィニッシュのアプローチでは、先行する大工選手に芳野選手が肉薄。鼻の差で逆転は出来ず、1位大工選手、2位芳野選手となりました。

結果、優勝は、吹いても吹かなくても早い大工選手が貫禄の優勝!! 2位は安定の高嶋選手。3位は、武井選手と同点タイながらデューク佐藤選手が入りました。暑かった夏もようやく終わりそうで、これから気持ちのいい季節になりますので、レーザーセイリングを益々楽しみましょう。  (よ)

<結果> 成績表 ⇒
1位:大工    1-5-1-1 ( 8点)
2位:高嶋    3-4-2-3    (12点)
3位:佐藤孝 6-9-3-5    (23点)
4位:武井  4-8-5-6    (23点)
5位:宮脇    2-1-12-10 (25点)
6位:佐藤潔 11-3-7-4  (25点)

(写真上:初のTopフィニッシュで笑顔の宮脇選手
写真中:最終Rのフィニッシュ海面は鏡のよう
写真下:貫禄の優勝!!大工選手)

稲毛東京ベイカップ・オープンヨットレース開催しました[2023.8.20]

 新型コロナウィルスの影響で、2019年の開催を最後に3年間中止が続いていましたが、久々にテーザー稲毛F、レーザー東京ベイF共同開催による『稲毛東京ベイカップ』が、夏休み真っ只中に開催されました。いつも参加してくれるCYBCは、OPの大会と重なり欠席。稲毛中も親子ヨットの行事と重なったらしく欠席。今年も通常ISTかな?と思いましたが、磯辺中の子供たちが6人参加してくれて、何とか『稲毛東京ベイカップ』として成立しました。また、いわきFの高橋香選手の飛び入り参加、高校生の川田君も参加し、賑やかなレースとなりました。

 第1R、中学生たちが来ないので、先にシングルハンドクラスから風軸250度設定でスタート。平尾CapによるDJポリスならぬDJコミッティーとして、ラインまでの距離やリコール艇の呼びかけを行う大サービス。風速2m程度の微風の中、デューク佐藤選手がなんと1下までTopで回航。髙橋香選手は完全に出遅れて後ろの方で回航していましたが、団子状態の2上レグにて、上手にパフを掴み一気に追い上げます。このレース高橋香選手がゴボウ抜きでTopフィニッシュ。2位は佐々木選手がジャンプアップ、3位に見目選手が入りました。一方、1下までTopのデューク佐藤選手は、大きく遅れてフィニッシュ。ケースでもあったのかと心配しましたが、特に何も無く何故遅くなったのか?わからない(覚えていない)とのことでした(>_<)

 第2R、中学生たちが到着したので、最初にスタート。ここでもDJ平尾による声掛けで、上スタ有利だよ!もう少し上げて行こう!など直接指導を入れてます。続いてシングルハンドクラスがスタート。1下の回航では、高橋香選手がTop、佐々木選手が2位。2上-2下レグでは、瀬戸内セイラー高嶋選手が追い上げ、2下回航でインに付けた高嶋選手が高橋香選手をパスし、そのままTopフィニッシュ。2位は高橋香選手、3位に佐々木選手が入りました。
第3R、少し左に振れが入りつつ、下スタ有利でスタート。多くの選手がアウター寄りからスタートする中、高橋香選手は、上スタから即タックを返しポートロングになったコースを走り、Topを快走します。このレース高橋香選手がそのままTopフィニッシュ。高嶋選手が2位、3位に鈴木百合選手が入りました。

 第4R、大きく左に振れたので180度設定でマーク打ち替え。風は出てきたので、最後はロングコースにしようかと思いましたが、中学生たちの意見は「ショートが良い!!」だったので、これまで同様にショートコースでスタート。このレースも更に左に振れて行ったため、ポートロング気味になりましたが、武井選手が快走しTopフィニッシュ。2位佐々木選手、3位高嶋選手となりました。
結果、シングルハンドのラジアルISTを制したのは、元ナショナルチームの高橋香選手。2位は佐々木選手、3位は高嶋選手でした。中学生セイラークラスでは、中崎君が優勝!OP級では田花君が頑張りました。ダブルハンドクラスでは森田夫妻チームが優勝しました。

表彰式では、持ち寄りによる豪華?賞品を子供たち中心に振る舞い、お米5Kgやタンブラー、お菓子など持ち帰ってもらいました。また、高橋香選手によるセーリングテクニック講座をDJ平尾がインタビュー形式で聞きながら披露していただき、子供たちにも勉強になったかと思います。また来年も、企画しようと思います!!  (よ)
ps.次回・次々回のISTは日程変更しています。お間違えなく!
・9月度IST:9/3(日) ⇒ 9/30(土) ※レーザー中国選手権とかぶるため
・10月度IST:10/22(日) ⇒ 10/29(日) ※レーザー東北選手権とかぶるため

成績表:シングルハンド ⇒   ダブルハンド・OP&中学生 ⇒

<シングルハンド結果>
1位:高橋香 1-2-1-4 ( 8点)
2位:佐々木 2-3-5-2 (12点)
3位:高嶋  8-1-2-3 (14点)
4位:佐藤潔 4-4-6-7 (21点)
5位:武井  6-9-8-1 (24点)
6位:鈴木  7-10-3-5(25点)

(写真上:中学生たちの競り合い
写真中上:中学生クラス優勝、中崎君のTopフィニッシュ
写真中下:シングルハンドクラス優勝、高橋香選手。お子さんと一緒にセーリング講座。
写真下:将来おじさん達を追い抜いていく子供達!)
《平尾Cap撮影:稲毛東京ベイカップ(20230820)》※新しいウィンドウ・タブで開くか、リンクコピーして別ウィンドウで開いて見てください!

連日猛暑日の中、第5回IST実施[2023.7.29]

 最高気温が35℃以上の猛暑日が連日続く中、7/29(土)第5回ISTが開催されました。全国中学校ヨット選手権大会が実施されており、OP・ミニホッパー・シーホッパーSRなど合わせて83艇が出艇。賑やかな稲毛の海となりました。この日は当初より南西の風が吹きあがる予報で、ラジアル縛りではないものの、ほとんどの選手がラジアルor4.7を選択。また前回から採用の新コース用に数字旗「3」「4」を三浦ほのかちゃんパパが手作りで作成してくれたので、コース指示もバッチリでした。ほのかちゃんパパ>ありがとうございましたm(__)m

 第1R、コース3・リコール艇ありでスタート。これくらい風があると、大工選手、平尾選手の独壇場。二人のスピードが異次元的に早く、こっちが苦しみながら上りレグを走っていると、楽しそうにサーフィングしながらカッ飛んでいました。その後ろを大和選手、宮脇選手が食らいついて頑張ってました。このレース、大工選手はTopホーンが鳴らずOCS。平尾選手が1位、大和選手が2位となりました。
第2R、第3R、コース4でスタート。風も徐々に上がってきて、第3Rでは沈艇もチラホラ見かけます。大工選手、平尾選手の争いは鉄板で、大工選手1位、平尾選手2位で順位変わらず。

第4R、時間が早かったからか?まだまだ走りたいと思ってくれたのか、コース3のロングコースに戻し、スタート。リコール艇が2艇ほどコールされているのが聞こえ、X旗掲揚。平尾選手もリコール解消で戻り出遅れ。大工選手は独走し、佐藤潔選手、田口選手が追っかけ、出遅れの平尾選手は、徐々に挽回し追い上げています。逆に前半戦頑張った、大和選手、宮脇選手はスタミナ切れで失速しリタイヤでした。
結果、アルファベットを叩かなかった平尾選手が、ウェイトを活かした上らせ過ぎないスピードモードの走りで優勝!2位は粘りの佐藤潔選手。3位は第1RのOCSが無ければ完全優勝だった大工選手となりました。
レース後は恒例の暑気払い。みんなの持ち寄りアルコールと、田口さんの1ケース差し入れビールで、ハーバークローズ時間の18時まで、反省会の華を咲かせました。  (よ)

<結果> 成績表 ⇒  
1位:平尾  1-2-2-5  (10点)Radial1位
2位:佐藤潔 4-4-3-2  (13点)Radial2位
3位:大工  OCS-1-1-1(19点)Radial3位
4位:佐藤孝 6-5-4-4  (19点)
5位:田口 5-6-6-3   (20点)Radial4位
6位:大和 2-3-7-RET (28点)Radial5位

(写真上:数字旗「3」「4」三浦ほのかちゃんパパに感謝!
写真中:間違いなく今回No1のスピードでした、大工選手
写真下:優勝の平尾Cap、喋りも絶好調!!)

猛暑の中、第8回TBFゴルフコンペ開催[2023.7.19]

気温35℃に迫る猛暑の中、第8回TBFゴルフコンペが7月19日に千葉県の真名カントリークラブで開催されました。今大会の参加メンバーは過去最大の3組で計9名の予定でしたが、M川(律)さんが急遽海外出張が入ってしまい、2組8名で行われました。今大会幹事のS藤さんは、「オイオイオイ~早く言ってよ~」と前日のメールから軽く「オコ」の状態でしたが、スタート前の練習場でドライバーの調子がよく、ご機嫌にスタートしていきました。さて、当初は曇りの予報でしたが、晴れオトコが多いのかギラギラの晴天を呼んでしまい、我々ジジイたちには身の危険を感じるほどのコンディションとなりアルコール補給と水分補給を同時並行に行いながらラウンドを進めていきました。かくいう私も3ホールに1本ペースでハーフ計3本の缶ビールを仕込んだのですが、最初の3ホール消化時点ですべて3本とも飲み切ってしまうほどでした。(いや~でも最高に旨かった)
さて、ゴルフのほうはキヨシさんとガニ蔵さん(健さんが名付け親)がやはり好調で、キヨシさんが89、ガニ蔵さんが95で安定したスコアとなりました。お二人に好調の要因は聞いていませんが、プレー中わりとノイジーなH尾が同組にいなかった点は言うまでもないでしょう。
そして、あとのメンバーは100切りできず、タフなコースで猛暑も相まって結構苦労する結果となりました。そんななか平尾が53-54と安定したゴルフでハンディキャップのおかげで初優勝することができました。平尾選手の今回の勝因を尋ねたところ「脇が開くことがないようバングをイメージした」とのことです。レーザーでも同様「バングトリムは大事」との有り難い言葉をいただきました。
ラウンド終了後はWomen風呂に向かってしまわぬよう、のれんの色には細心の注意を払いつつ汗を流し、その後、蘇我駅周辺の海鮮居酒屋で反省会としてワイワイガヤガヤとやりつつ、あっという間に「飲みホーダイ」のリミット2hが過ぎました。いや~楽しかったですね~!次回大会は10月25日となりました。参加できる方は是非ともお待ちしています!!  (レポート:平尾)

1位 平尾  GROSS 107 HC36 NET71
2位 佐藤  GROSS 89 HC16 NET73
3位 池田  GROSS 95 HC19 NET76
4位 大和  GROSS 100 HC22 NET78
5位 佐々木 GROSS 117 HC36 NET81
6位 阿蘇谷 GROSS 121 HC36 NET85
7位 武井  GROSS 103 HC16 NET87
8位 横山  GROSS 123 HC32 NET91

“ラジアル縛り”第4回IST実施[2023.7.2]

 テーザーアーリーサマーレガッタ、猪苗代・東北選手権、江ノ島・関東選手権、銚子・犬若オープン。。。とレースが目白押しだった6月はISTの開催は無く、約1か月半ぶりの7/2(日)に“ラジアル縛り”による第4回ISTを開催しました。
平尾Capからの提案により、ランニングで差をつけられないよう、スネーキングトレーニングに重点を置いたコースを新設!またフィニッシュマークを設置し、最終マーク回航後の駆け引きトレーニングも取り入れました。

コース3:スタート→①→②→③→①→③→①→③→フィニッシュ、コース4:スタート→①→③→①→③→フィニッシュ
旗は無いので口頭でコースの告知をしましたが、割と良い感じでレース出来ました。
夏本番のような天気で、運営陣は最初から屋形船状態で“水分補給”開始。軽風ながら安定的に風が入っていたので、コース3のレースを4本消化。あまりにテンポよく出来たので、第5Rでコース4の練習レースまで実施しました。

 第1R、佐藤潔選手、高嶋選手の軽風セイラーに三浦ほのか選手が絡む展開。全員ラジアルのレースは、差がつかず、抜きつ抜かれつで楽しい!
第2R、大工選手が本領を発揮し、三浦ほのか選手、佐藤潔選手の争い!
第3R、佐藤潔選手がダントツでTop快走!三浦ほのか選手、大工選手が追っかけるレース展開。
第4R、大工選手を芳野選手が追いかけ、佐藤潔選手が絡んでいましたが、最後の上マークアプローチで佐藤潔選手が2ペナルティターンを食らいIST優勝がこぼれ落ちました。

 結果、スタートで少々出遅れてもスピードで追い上げる大工選手が見事優勝。2位はトップこそないもののフリーに自信が出てきたという三浦ほのか選手。3位は、最終レースで残念ながら叩いてしまった佐藤潔選手となりました。
表彰式では、三浦ほのか塾を開催。スタートで艇を止める丸秘テク、フリーでのコース取りやバランスの取り方、ティラーを無駄に動かさない方法などなど、教えてもらいました。また、世界への挑戦に向け、お金が余ったおじさんたちが、その場で『支援金』を拠出し、夢の応援団となりました。
仕上げは、ハーバー脇で恒例の”暑気払い”を実施し、あれやこれやの反省会に華を咲かせました!!  (よ)

<結果> 成績表 ⇒
1位:大工  4-1-3-1 ( 9点)
2位:三浦  3-2-2-4 (11点)
3位:佐藤潔 1-3-1-7 (12点)
4位:高嶋  2-6-4-3 (15点)
5位:芳野  7-5-10-2 (24点)
6位:佐々木 6-8-6-8 (28点)

(写真中上:フリーでの激しい争い
写真中下:今季IST初優勝!!大工選手
写真下:三浦ほのか塾によるセーリング講義)
平尾Cap撮影:IST_photo》※新しいウィンドウ・タブで開くか、リンクコピーして別ウィンドウで開いて見てください!

20230609-12<猪苗代Camp&Surf,&Turf>

この男たちの顔には「俺たちはやりきった!」という充実感に満ち溢れていた。レーザー東北選手権終了翌日に開催されたこのゴルフ企画はレーザー選手権との続きで開催されるものとしては初めての試み。開催は1年も前から決まっていた。
昨年も今年と同様、わがTokyoBayFleetのメンバーは新緑豊かな猪苗代湖畔のキャンプ場に陣取り、セーリング&キャンプを楽しんだ。日本屈指の透明度を誇る猪苗代湖でのヨットレースが快適なのは勿論のこと、気心しれた仲間達と焚き木を囲い、(なぜか)70年代の懐メロを聴きながらビールを片手に、誠に以って、たわいの無い(中身のない)会話に花を咲かせる時間は、弱肉強食の社会を生きる企業戦士にとっては日々の労苦を癒すのに貴重な機会となっていた、しかし、「何か足りない!」と感じる人間は一人だけではなかった。そうだ!ゴルフだ!
2泊3日のセーリング&キャンプには、土日に続けて金曜日の休みの確保と、セーリング用具とキャンプ用具の準備、そして何よりも会社と家族の了解が必要。加齢とともに、企業内・家庭内での存在感(価値)が減衰している孤高の戦士にとっては何とも罪悪感を感じる「切り出しにくい」企画であったはずだが、これに月曜日のゴルフをくっ付けて4連休にする。この無謀と言うべき行為は、客観的には自分の立場をわきまえていない愚行とも言えるが、同時に、この男たちにとっては現実逃避、いや「もう一度やってみせる!」という原点(独身時代)回帰への思いそのものだった。
出発の前日、男たちはいつものように、車にセーリング用具を運び、最近家庭内で活躍の場が少なくなったキャンプ用具を黙々と車に積み込む。そして、家族の目をはばかりながら、ゴルフバッグをそっと忍ばせる。「帰りは月曜日になる…」勇気を振り絞って声にならない声を上げると、「なにぃ?」と家族の怪訝な声に心臓が止まる。「ちょっと行ってくる」とそそくさとトイレに駆け込み、九死に一生を得る。
自宅を出発してしまえば、こちらのもの。男達の頭の中には、この旅程後に再開される奴隷のような日々の事など案じる頭もない。「キャンプ!ヨット!ゴルフ!」。娯楽版ゴールデン・トライアスロンを前に、踊る心を抑えることもなく東北道(常磐道)をひた走る。

(中略。キャンプ&セーリングのお話は全体レポートをご参照ください)

日曜日、レース閉会式が終わると、ともに戦った各フリートの選手達、そして何よりも素晴らしい大会を運営してくださったスタッフの方達に別れを告げ、有志5名は、レース参加賞のさくらんぼを頬張りながら、次なる宿泊地である磐梯熱海温泉に向かう。
磐梯熱海温泉のホテルに着くや、5人はすかさず温泉に浸かる、そしてその後、ロビーでハッピーアワー・ビール(無料飲み放題)
。ここはまさに桃源郷!浴衣姿&ガニ股でビールを飲む男達の下半身からはムスコが見え隠れするが、そんなことは男達には関係ない。周囲から他の宿泊客が次第に消え行くが、そんなことは気にもせず、ビール片手にその日のレースの反省会で盛り上がる。
夜の宴会場は、車で5分ほどの所にある、あたみ食堂だ(阿蘇谷さんに送ってもらった)。この食堂には近所の常連客が多く集っていた。ビールに枝豆、もつ煮込み、餃子に手羽先、(中略)、そして、閉めはラーメン。何の話をしたか覚えていないが、あっという間に2時間が過ぎ、みな満足感に満ち溢れる。ホテルに戻ると、気持ちいい布団が各々の疲れた身体を包み込む。5人が意識を失うのに時間は掛からなかった。
翌日は待ちに待ったゴルフの日。ゴルフ場にレーザーを積んだ車がクラブハウスの車寄せに続々と押し寄せる。朝一のラウンド。朝露滴る、涼やかな新緑の高原ゴルフ。ナイスショット!あーっ!という声が安達太良連峰の山々をこだまする。平日のゴルフほど贅沢なものはない。5人はこれまでの人生で失ったものを取り戻すかのようにゴルフを楽しんだ。来年も行きたい、いや、行ってやる!最終ホール、5人の頭上には梅雨の晴れ間が覗いていた。  (レポート:大和)

[結果]Out In H/C Net
武井 53 47 24.0 76.0
大和 54 51 28.8 76.2
佐藤 49 46 18.0 77.0
佐々木53 49 24.0 78.0
平尾 56 55 30.0 81.0

おまけ>
Camp模様は、こんな感じ

レースでもしっかり上位を占めています
スタンダード優勝;都選手
ラジアル2位3位;佐藤潔選手、高嶋選手

良い風に恵まれました・第3回IST開催[2023.5.14]

 ここのところ週末になると雨が降りますが、曇りながらも降られることなく、第3回IST開催が開催されました。この日はラジアル縛りISTでしたが、平均6m、ブローで8-9mくらいあったのでラジアルで良かったです。ちょうど高校総体をやっていましたので、中学生や大学生の練習エリアの隙間を縫ってマーク設定しました。

 第1R、風向150度の強めのブローが吹き込む中、スターボロングで上マークアプローチ。沈艇やタックミスで止まったりと、サバイバル気味なレース展開です。このレース平尾CapがTop、武井選手が2位となりました。第2Rも同様なコンディションで展開。このレースも平尾CapがTop、大工選手が2位で食い下がりました。
第3R、少し風が落ちてくれたおかげで、ボロボロの体ながら頑張る気力が出てきます。波が残るコンディションで左に振れたので、イーブンな上マークアプローチ。このレースは大工選手がTop、平尾選手が2位で追随します。第4Rも同様な感じで推移し、同じく大工選手がTop、平尾選手が2位となりました。

 結果、安定して艇を滑らせた平尾選手が優勝!後半追い上げた大工選手が2位、TBF新加入のCYBC田淵選手と佐藤潔選手が同点タイとなりましたが、田淵選手が3位となりました。
表彰式での平尾選手コメントでは、この日に合わせてウェイトアップ?(笑) したかどうかは不明ですが、強風下でも、アウトホールを少し出して、パワーをつけ”決して上らせ過ぎない…”に気を付けて走らせたそうです。今後、地方選手権が目白押しとなるので、皆さんそれぞれ頑張ってください。  (よ)

<結果> 成績表 ⇒
1位:平尾  1-1-2-2 ( 6点)
2位:大工  5-2-1-1 ( 9点)
3位:田淵  7-3-6-4 (20点)
4位:佐藤潔 4-5-4-7 (20点)
5位:高嶋  8-8-5-5 (26点)
6位:横山  3-7-14-6(30点)

(写真中:この二人の争いでした!大工選手と平尾選手
写真下:トークも滑らか!平尾選手)