今期最後となる3月第2週末に開催された荒井塾は、春特有の足の速い低気圧通過と冬型気圧配置の影響を受ける海況を考慮して土日どちらの開催とするか参加者も含めてぎりぎりまで検討しました。最終的に3月8日(日)開催と決めた朝、北寄りのやや強い風が吹く中この天気で乗るの?と訝しむ家族の声を背中にとにかく稲毛へと向かいました。ハーバーに着くと案の定、帆走見合わせの赤旗がひらめき風速計は瞬間最大風速18m/sを記録、沖には白波が覆い、さすがに即時の出艇は無理で、荒井さんを囲んだ6名のTBFメンバーは建屋内で様子を見ることになりました。今期3度目となった座学では、主にダウンウインド時の留意点などについてレクチャーがあり、メンバーの不用意な(?) 発言への荒井さんの鋭い突っ込みが笑いを誘うなど、質疑応答も含めて和気あいあいとした雰囲気で午前中が過ぎました。
そうこうするうちに昼になり、やや風速が落ちた様子で午後からの出艇許可を期待しながらランチタイム。Y氏は早くも持参の缶をプシュッと開けてもう一人のY氏持参の「あたりめ」を噛みしめてご満悦の様子。無添加の「あたりめ」をきっかけにしばらく健康食品談義に花を咲かせた後、平均風速で7m/s近辺に落ち着いたのをみたK女史とT氏が艤装を始め、少なくともポンド内で帆走すべく13:00に出艇。帆走見合わせは解除されていませんが、帆走申告書を受付に出して、風が落ち着いたらそのまま港外に帆走できるよう、ハーバーにプレッシャー(?)を与えるのも忘れていません。
ポンド内で早速ウォームアップのサークリングを行います。時に吹き付けるブローと激しい風の振れに何度もブームで頭を打ちながら、だんだん身体も温まってきたところ、桟橋でメガホンを握る荒井さんから、微速前進からクローズスタートをするよう指示。ハーバー内でフルハイクに出るタイミングでバングシートを引き込む所作に熱中するあまり、T氏が桟橋のクリートにメインシートを引っかけて立ち往生、陸のメンバーに助けてもらう珍場面も飛び出しました。
狭いながらもギャラリー(?) に見守られて何回か所作を繰り返して小一時間、帆走見合わせが解除される見通しが立たないこともありポンド内練習は切り上げたあと、陸でI氏心づくしのショウガ茶で身も心も温まりました。
今期も数度に渡って開催された荒井塾、セーリング技術向上という共通目標を材料に、TBFメンバー間で普段とは違った切り口で議論するのは良い機会であり、毎回稲毛まで出張トレーニングに来てくれた荒井さんに改めて感謝します。
それにしてもこのところ、とみに帆走見合わせの基準が厳しくなっていると感じるハーバーには何かしら働きかけたほうがいいのではないかと話しながらハーバーを後にしました。 (レポート by 竜)






























