今年もレーザー東北選手権(猪苗代)でTBF旋風が吹き荒れる!?[2025.6.7-9]

6/7(土)8(日)、緑溢れる磐梯山を望む初夏の猪苗代湖にて、猪苗代F運営の下、レーザー東北選手権が開催されました。
本大会は、当初エントリー40艇が公示間もなく予約満杯、急遽10艇の追加募集を行う人気ぶりで、北は北海道紋別、西は九州福岡まで、全国各地から有志が集まり、相互に交流を深めました。わがTBFからは、平尾・目黒・佐藤(潔)・米林・高嶋・武井・阿蘇谷・大和の計8名(順不同、敬称略)がエントリー(同日開催の銚子犬若レース参加者もおり例年より若干減)、しのぎを削りました。天候は2日間にわたり、晴れ、風速3-7m/sのセーリングには絶好のコンディション、風の振れあり・強弱ありの、体力より技術が物言うレース展開。非常にテンポもよく1日目4レース、2日目2レースの計6レースが行われました。

 レースは、稲毛の北風に近いレース・コンディションであったため、わがTBFの活躍に期待が集まりましたが、レースを開始してみると、あろうことか、コース間違い(佐藤選手は周回間違い1回とオフセット未回航1回の計2回、佐々木選手は周回間違い1回)が頻発。特に、佐藤選手はこの日のためにアウトホールとタイマー付きデジタルコンパスを新調してきただけに、レース1日目は天を仰ぐ結果となりました。それでも、レース2日目は大きく挽回し、結果的には、ILCA7佐々木選手5位/15艇、ILCA6高嶋選手9位/31艇、ILCA4佐藤選手1位/4艇とそれぞれ上位に食い込み(福岡Fとして参加の都選手はILCA7で2位)、TBFの存在感を全国に示しました。ILCA7武井選手も最終レース2位は見事でした。

 レース以上にTBFの存在感を示したのはやはり平尾キャプテン。レース自体は9位/15艇と振るわなかったものの、レース1日目夕にハーバー・クラブハウス内で行われたレセプションでは、フリート紹介で佐藤正志MCを凌ぐマイクさばきで参加者一同の注目を集めました。2026年10月開催予定の銚子マスターズの宣伝もしっかり行っていただき、全国レーザー・セーラーからのマスターズ期待が一気に高まりました。平尾選手は後述するTBFゴルフコンペと合わせてレース以外で獅子奮迅の活躍を見せました。

 それにしても、一番は猪苗代フリートの方々の大会運営。レース自体の準備・当日運営もさることながら、受付時の地元名産さくらんぼ、クラブハウスでの豪華レセプション、レース後の炊き出し、朝食提供、表彰式での豪華賞品(お米)など、いつもながら格別のおもてなしを頂き、来年もまた参加したいという気持ちとともに、来年開催の銚子マスターズでは是非これ以上のお返しをしたいという気持ちが高まりました。猪苗代フリートの皆様、ありがとうございました。

 ちなみに、レース前後に開催されたTBF一部メンバ恒例のキャンプ&温泉&ゴルフコンペについてもご報告させていただきます。
キャンプは、レース前日の6/6(金)、猪苗代湖畔の天神浜オートキャンプ場で開催されました(佐藤・武井・阿蘇谷・佐々木・大和の計5名が参加)。3年連続で使用していたRV RESORT猪苗代モビレージが前年の騒音苦情により遂に「出禁」となり、新天地を求めて発掘したキャンプ場でしたが、磐梯山・猪苗代湖を一望できる立地と、トイレやシャワー、炊事場などの設備の清潔さで、満足度の高いキャンプ場でした。当日は、平尾キャプテンがキャンプ欠場となったためか、キャンプ場運営者からの騒音苦情もなく、来年以降の常宿になってくれそうです。
 レース終了後の晩は磐梯熱海で恒例の温泉合宿。佐藤選手に予約いただく会員制ホテルではウェルカムビールと露天風呂がレースで疲れた我々をお出迎え。夜の宴会では、駅前ラーメン店「あさくさ」で、店自慢の焼き鳥・餃子・ラーメンとビール&焼酎とともに、ヨットレースの猛省と、翌日ゴルフコンペに掛ける熱き思いを一同、語り合いました。

 ゴルフコンペは、レース翌日の6/9(月)、郡山熱海CCで開催されました(平尾・佐藤・武井・阿蘇谷・佐々木・大和の計6名が参加)。近年ではヨットレース以上に熱が入るこの大会、混戦を制したのは平尾選手。前半の貯金と豊富なHDCPを活かして、2年前の猪苗代TBFコンペに続くツアー2勝目。愛妻とともに自ら幹事を務めるなど、コンペの盛り上げに貢献されました。
来年は今年以上のTBF旋風を猪苗代で巻き起こしましょう!  (レポート:やまと)

(写真)
①全国各地から50艇がエントリー
②レースは絶好のコンディション
③目黒さん乾杯音頭でレセプション開始
④地元名産のさくらんぼ
⑤ILCA4・佐藤賞ダブル受賞の佐藤選手
⑥熱戦のTBFゴルフコンペ

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