国体終了後、第7回IST開催[2022.10.8]

 10/1~5まで稲毛を舞台に開催された国体も無事に終了し、TBFメンバーも4日の“ド強風”でのレスキュー活動などに疲れが残る中、第7回ISTが開催されました。この日は“ラジアル縛り”による、第3回ラジアルISTでしたが、北東50度の風軸を中心に、プラス/マイナス20度程度振れる稲毛の微~軽風でした。

 第1R、リコールありでスタート。弱い風の中、時折入るパフを掴んだもの勝ち!で、左右どちらの海面が良いのか、わからない難しい海面です。しかもコース1のロングコースだったので、長いレースとなりましたが、大工選手の滑りが良くTopフィニッシュ。佐々木選手はリコールでした。
第2R、下スタ有利、リコールありでスタート。下イチを狙った大工選手は、リコール解消で回り直し再スタートです。このレースは、下スタから飛び出した芳野選手がTopを守りフィニッシュ。2位争いを大工選手、佐藤潔選手がしてましたが、バイザリーで左に伸ばし過ぎたせいか、そのまま走った高嶋選手が2位に滑り込みました。

 第3R、同じような微風コンディションでスタートしますが、サイド⇒下マークのレグで後ろからブローが入ってきて、下マークは超ダンゴ状態に!ここで「抜け出せた人」「おいおい勘弁してよ」となった人で順位が大きく逆転しました。このレースも超ダンゴに飲み込まれる前に抜け出せた大工選手がTop。

 第4R、少し吹いてきたのでコース1でスタート。このレースは何といっても阿部選手。本人曰く「行った方にタマタマ風があったんですよ~」と言っていましたが、それでもコース1のロングコースでもTopを守り切り、Topフィニッシュ。おそらくIST初Topフィニッシュ?かと思いますが、素晴らしい走りでした。
結果、優勝は先の全日本マスターズでも総合2位(MAクラス1位)の大工選手。2位は同じく全日本マスターズGMクラス1位の高嶋選手。3位は佐藤潔選手と同点タイながら芳野選手となりました。暑かった夏があっという間に終わり、急に12月中旬の寒さになるなど、体調を崩しそうですが、レーザーセイリングを楽しみましょう。  (よ)

<結果> 成績表 ⇒
1位:大工  1-3-1-2 ( 7点)
2位:高嶋  2-2-4-4 (12点)
3位:芳野  6-1-2-6 (15点)
4位:佐藤潔 3-4-5-3 (15点)
5位:見目  4-6-9-5 (24点)
6位:杉田  7-8-6-7 (28点)

(写真上:今日も賑やかな屋形船ヌーボー
 写真中上:その恰好は寒くないですか?横山選手
 写真中下:最終Rの快走は圧巻でした、阿部選手
 写真下:貫禄のラジアルIST優勝!!大工選手)

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です