朝は涼しいものの昼間は猛暑の中、第6回IST開催[2022.9.4]

台風11号が沖縄近辺をゆっくり北上、遠く離れた関東でも不安定な天気の中、9/4(日)第6回ISTが開催されました。この日集まったメンバーは、稲毛フリートOBや新会員、国体練習メンバーなど、地方選手権なみの総勢20名が集合。この日は朝から風が弱く、微風シリーズな予感でした。

 第1R、南西からの弱い風の中、リコールありでスタート。上スタでそのままスターボロングで伸ばしていきますが、一部の艇団は右に伸ばし過ぎてオーバーセイルな艇も見受けられます。芳野選手、佐藤潔選手の順で回航しますが、2上レグで佐藤潔選手が逆転し、そのままTopフィニッシュ。
第2R、風が振れたのでマークを右方向に打ち替えし、リコールありでスタート。潮がスタートラインのアウター方向に流れており、セオリーとしては岸寄りの右海面を伸ばそうと考えましたが、意外に右が伸びません。結果的には沖出しの左海面でパフを掴んだ艇団が伸びて行きます。このレースでTopだったのは、この日スタンダードで参加のレジェンドクラス目黒選手。いやー恐れ入りました。

 第3R、一度アウター有利なラインでスタートを切ったものの、直後に大きく右に振れたブローが入ってきて、アンヒール沈をする人とかありつつ、上マークを目指しますが、レース委員長判断で、このレースはノーレース。その後、ぱったり風が無くなったので、直前のレースが中止になってしまって残念でした。
暫く風待ちを続けますが、吹いてくる気配がなく、最終レース時間が気になり始めましたが、14時前になってようやく市原方面から雨雲が現れて南東方向からの風を引き連れてきました。学生軍団はハーバーバックを始めましたが、まだ雷は鳴っておらず、第3Rをスタート。ハイクアウトできる順風下で、気持ちよく走らせた都選手がTop、武井選手が2位。
 第4R、運営側も最後までやる気を出し、マークを南風にちゃっちゃとアジャストしスタート。選手もやる気が出過ぎたためかゼネリコ。時間も時間なので、黒旗掲揚で再スタートするも、4艇が黒旗の餌食になりました。これくらい吹いてくると強風大好きなセイラーが上位を占め、佐々木選手がTop、平尾選手が2位。
結果としては、アルファベットを叩かなかった選手が生き残り、佐藤潔選手が優勝。2位は佐々木選手。3位は杉田Cap。Radial優勝は、大工選手となりました。
来週はテーザーオータムレガッタなので運営協力宜しくお願いします。また再来週は、宮古での全日本マスターズ。大人の遠足ですが、みなさん気を付けて行きましょう!!  (よ)

<結果>成績表 ⇒

1位:佐藤潔 1-2-8-3 (14点)
2位:佐々木 6-4-4-1 (15点)
3位:杉田  3-11-3-5 (22点)
4位:平尾  5-12-9-2 (28点)
5位:芳野  2-10-10-8 (30点)
6位:宮脇  10-8-5-7 (30点)

(写真上:見事なTopフィニッシュ!レジェンドクラス目黒選手
写真中:青春は力が有り余ってます。パドリング競争の高校生コンビ
写真下:新遠征大王への道をまっしぐら!優勝の佐藤潔選手)

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