“ラジアル縛り”第4回IST実施[2022.6.19]

 猪苗代・東北選手権、銚子・犬若オープンの遠征レースの狭間、6/19(日)に“ラジアル縛り”による第4回ISTを開催しました。真夏のような天気で、沖から吹く西南西の風が、朝から安定的に入ってきます。11時のスタート予定に先立ち、10時半頃には、マーク設定が終わったので、運営陣は最初の“水分補給”開始。結果的には、スタートラインの上げ下げ調整はしたものの、そのままのマークでコース1により4Rを消化しました。

 第1R、リコール艇ありでスタート。軽風下、佐藤潔選手、佐々木選手が先頭を引っ張りますが、2下で先頭だった佐藤潔選手は、コース2と勘違いし、そのまま流し込みます。当然ホーンが鳴るはずもなく、大きく順位を落とします。結局、3番手に付けていた平尾選手が佐々木選手を抜きTopフィニッシュ。佐々木選手は残念ながらOCS、江ノ島での特訓の成果を生かした村上選手が、見事2位フィニッシュとなりました。
第2R、オールフェアでスタート。先ほど痛恨のコースミスをした佐藤潔選手が、相変らず良いスピードで走りTopフィニッシュ。
第3R、だんだんと風が上がって順風下、フルハイクが必要になってきます。そうなると長身を生かした佐々木選手や関根選手が、しっかり伸ばしてきます。その二人以上に平尾選手がルーズ目のブームバンクで走るスタイルで、しっかり波に乗せTopフィニッシュ。
 第4R、ブローで7-8mくらいまで上がってくる中、平尾選手の波に対する対応が素晴らしく、抜群のスピードでTopフィニッシュ。
結果、波や風に対し抜群のスピードを維持した平尾選手が優勝!! 2位は関根選手、3位は第1Rでのコースミスが響き佐藤潔選手となりました。平尾選手の優勝コメントでは、スターボとポートでの走らせ方の違いとか、ルーズ目のブームバンクトリムとか、マル秘テクを惜しげもなく披露いただき、参考になりました。
6/26は、銚子・犬若オープン、7/9-10は、江ノ島・関東選手権。昨年一昨年と、レースがあまりできなかった分、みんなで遠征して盛り上がりましょう!!  (よ)

<結果> 成績表 ⇒
1位:平尾  1-2-1-1 ( 5点)
2位:関根  3-3-3-2 (11点)
3位:佐藤潔 7-1-4-3 (15点)
4位:武井  4-6-5-8 (23点)
5位:杉田  10-5-7-4 (26点)
6位:佐々木 OCS-4-2-6(27点)

(写真中上:フリーで激しい2位争い
写真中下:平尾選手の独走!!
写真下:平尾講師によるセーリング講義)

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