台風一過の秋晴れの中、第7回IST開催[2021.10.3]

 長らく出ていた緊急事態宣言が解除され、また16号台風が千葉県沖を抜け天気も回復した10/3(日)、第7回ISTが開催されました。この日は“ラジアル縛り”による、第3回ラジアルISTでしたが、東風を軸として、20度から40度振れる稲毛の風に、皆さん天国と地獄を味わった1日となりました。
 第1R、下スタ有利でスタート。上マークまでのアプローチは、弱く振れる風になかなか辿り着きません。どちらかというと左海面(陸寄り)から入るブローを掴んで伸ばす感じです。最近のISTの上位争いは熾烈で、しかもラジアルということで、大混戦です。このレース、Topは大工選手でしたが、2位3位は、関根君、藤森君の高校生コンビが続きました。あと、流し込みフィニッシュで入るところ、回り込んでしまい、DNFとなる方も数人…ちゃんとコースサイドから横切りましょう。第2R、イーブンなスタート。20度くらい南にシフトし、4mくらいの風が入ってくるコンディション。このまま海風が強くなるかと思いきや、時々陸風がたまに入るので、皆さん当たりハズレが激しい感じです。このレースもきっちり大工選手がTopを引き、安定してます。

 第3R、相変わらず振れる風と、向かい潮も強く感じてきました。このレースは、稲毛初参戦の木村選手がTop。徐々に稲毛の風を理解してきたか?。。。第4R、風も振れましたが、潮で押され、下スタですがラインが切れないコンディションでスタート。即タックでポートに返します。風も弱くなって来て、どっち海面が有利なのか?まったく読めません。気が付くと自身は大ハズレを引き、1上最下位回航。上位陣が霞んで見えません。見ると本日好調だった大工選手もツボったみたいで目の前に居ます。フリーの後、2上レグを大工選手は右海面に伸ばして、挽回していきます。逆にツボったのは潔さんで、左海面で最下位だった私の後ろまで落ち込んでました。このレース、藤森選手がスルリと抜け出しTopフィニッシュ。
 結果、優勝は前半の貯金とツボっても根気よく挽回した大工選手。2位は来年の国体対策で稲毛修行を開始した木村選手。3位は成長著しいCYBC関根選手となりました。緊急事態宣言が明け、ようやく全日本などレーザー公式戦が出来るようになってきました。遅ればせながら遠征してレースを楽しみましょう。  (よ)

<結果> 成績表 ⇒
1位:大工 1-1-5-5   (12点)
2位:木村 5-2-1-7   (15点)
3位:関根 2-3-4-9   (18点)
4位:都  4-11-3-2 (20点)
5位:平尾 8-5-2-6   (21点)
6位:藤森 3-8-13-1 (25点)

(写真中:前半Pin-Pinでニッコリ大工選手
 写真下:後半は苦労しましたがコツコツ挽回しIST優勝!!大工選手)

 

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