川のように流れる潮との戦い、第5回IST開催[2020.9.13]

朝晩ようやく涼しくなり、秋の訪れを感じつつ、昼間は真夏日と、秋と夏が同居した9/13(日)第5回ISTが開催されました。この日の風予報は、朝のうち北西から昼には南に回る予報。風の変わり目には、無風になりそうな予感が的中しました。
第1R、下スタ有利からスタート。ポートロングなコースながら、上から下に流れる潮がキツく、なかなか上までたどり着きません。マーク回航も一苦労で、何度もアプローチを失敗し、再タック。最後はお決まりのマークタッチの刑に処されます。このレース都選手がTop。 第2R、風が左に振れ、サイドマークを上マークにして設定。スタートラインは、潮に押されてスターボではラインを切れません。ポートスタートをしても中々ラインを切れないような状況でスタート。ポートスタートをジャストで決めた潔さんが、TOP回航するも、サイド-下で風がベタベタになり団子状態に!そんな無風地獄の中、何と重量級のデュークさんが、スルスルと抜け出します。本人曰く「ちっちゃな神風が吹いた」らしく、そのままTopフィニッシュ。13時頃になってようやく南に風が回ってきて徐々に吹いてきたので、またまたマーク変更。CYBCのサポートボートが居てくれて助かりました。
第3R、順風でハイクアウトする風が元気良く吹き始めますが、潮はスタートラインから押し出す流れとなり、1回目はゼネリコ。時間的にも残り時間が少なくなってきているので、2回目から黒旗展開です。普通、黒旗が揚がると自重するものですが、この日の潮は尋常ではありません。結果的には3艇がBFDに引掛ります。このレースは、都選手が気持ちよくTopフィニッシュ。  第4R、同じく順風が吹き、コース1のロングコースにてスタート。このレースも1艇がBFDに引掛りますが、みなさん午前中の鬱憤を晴らすようにセーリング出来て楽しめました。このレースも都選手がTopフィニッシュのはずでしたが、コースを間違え、その隙に潔さんがTopフィニッシュ。
 結果、コースミスを何度かしつつも、安定した走りをした都選手が2週連続優勝!! 2位は手堅い走りで佐藤潔選手。 3位は、微風でも神がかった走りを見せたデューク佐藤選手。ラジアルでは、CYBC藤森君が、おじさんたちをカモりながらラジアル1位となりました。 (よ)

<結果> 成績表 ⇒
1位:都   1-3-1-2 ( 7点)
2位:佐藤潔 3-4-2-1 (10点)
3位:佐藤孝 5-1-4-3 (13点)
4位:芳野  6-2-3-5 (16点)
5位:藤森  7-8-5-6 (26点)Radial1位

(写真上:鏡のような無風な海面
写真中:色々笑いを提供してくれるKenちゃん。いつも上位を走ってるんですが、、、
写真下:2週連続優勝でドヤ顔な都選手)

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