2005ナショナルチーム選考レース兼アジア選手権代表選考レース@和歌山マリーナシティー(3/2〜6)
参加レポート

〜TBFきっての切り込み隊長自らトップセーラーに挑んだ漢「おとこ」の記録だった(田口トモロヲ風)〜


TBF各位,

すでに安藤Capから速報があったとおり,標記,出場した8艇中8番と完敗でした.
参加した他の7艇はMid Winterの上位者とアテネの最終選考に残った永井選手です.
上位4人がナショナルチーム入りしました.
関東選手権の前の週には一週間合宿をやるようです.

3月2日から6日までの5日間(初日は計測のみ)で計8レース行われました.
風は軽風から順風.風向は北あるいは北西でかなりラルパフがあり、振れ角度が大きいConditionでコース取りが難しかったです.

ちょっとしたタックのポイント,タイミングの差が大きく回航順位,そして差に影響するそのシビアさ,そして艇速の差,加え改めてヨットセオリーの大切さを感じました.
このシビアさ,それぞの差と言うものが今回の収穫です.

スタートは470と同じラインでハイ数に対し長かったので楽に出れましたが,その後の展開で,どうしても前に出ることができませんでした.
艇速に関しては風が上がってくるとクロスではついていけませんでしたが,それ以上にコースで差がついたという印象です.
風を読み,ブローを取りにどんどんタックしていく早い展開は目が回るようで,自艇はどうしても後手後手に回る羽目に幾度と陥りました.
加え他艇のフリーのスピードはすばらしく,すぐ後ろで回航してもどんどん差がついていきます.
各艇,チョッピーな波でもそのわずかな波にあわせ,波が大きくなるとなおさら大きくラフベアをし前へ前へ艇を運ぶあのハンドリングとバランスは練習の賜物だと思います.
レース前は少し絡めるかな?と思っていたのですが,厳しかったです.

結果,惨敗で,ショックも大きいですが,一方で4日間すばらしい選手達とヨットレース(後ろを走っていただけですが)できたことは当方にとって,非常に貴重でそして楽しい時間でした.

この経験を活かして今後,各選手権の成績を1つでも上げて行きたいと思います.

最後に,2月25日に壮行会を開いていただいた六城さん,そして毎度のことながら大騒ぎしたその宴にいらっしゃったみなさん,暖かい応援Mailを送っていただいたTBFのみなさん,そしてCDまで作成いただいた安藤Cap,本当にありがとうございました.

以上


鈴木隆敏 (TBF Sail No. 180027)